はじめに
この記事はFediverse Advent Calendar 2021 の7日目の記事です。
2017年からMastodonサーバーを運営してみての雑感を書きたいと思い、参加しました。
軽く自己紹介
S.H.という名前で、Creatodonという創作系のMastodonサーバーの管理人をしています。
また、Mastodonのバックエンドで使用されているプログラミング言語Rubyに趣味でパッチなどを投げてたりします。
その辺の話は以下の記事にまとまっていますので、そちらを読んでいただければと思います。
4年間の振り返りなど
運営など
2017年4月のMastodonブーム以来、色んなサーバーが出来ては消えていきました。
DBが爆破しちゃったり、アップデートが上手くいかなかったり、運営に疲れたり、その理由は様々でした。
うちのサーバーは時々トラブルが起きたものの、幸いDBの爆破などもなく平穏でした。
またユーザーも各々が好きなことをしている感じなので大きなトラブルとかもなく(まあ、僕の観測範囲内に無いだけかもですが)緩い感じで運営できていました。
そのおかげか鯖缶として運営に疲れるとかそういうこともなかったですね。
ほかのサーバーもそうなのかはわかりませんが、あんまり気張って運営していないくらいが気楽で運営しやすいのかもしれません。
僕の観測範囲ですが、古くからあるサーバーはガチガチの運営でもなかったりするように思いますし
そのほかの分散SNSなど
この四年間でPleromaやMisskey、今は亡きHivewayなど様々な分散SNSが登場し、ずいぶんとFediverseは賑やかになってきたなぁと思います(2017年のころだとGNU ScoialとかMastodonとかくらい?だったと思うので)
その分サーバーの数も増え、人の交流も増えたと思います。
ただ、同時に何かしらのトラブルを見かけることも増えたように思います。
そのトラブルも分散SNSの仕組みのおかげか関連する投稿が流れてくることも少ないですし、ドメインブロックなどで元から断つこともできたりするので大丈夫かなと思ってたり。
まあ、一人のユーザーとしても、SNSを運営する管理人としても複数の選択肢が出てきたのはうれしいですね。
個人としての分散SNS
一個人として分散SNSを使う分にはかなり満足していますね。
特に自分の好きなように呟けるサーバーを自分で運営しているというのは大きいかなと。
それといくつものサーバーがあり、サーバーそれぞれのカラーも違うので自分に合っているところを探してもいいですし、または自分で建ててもよいところも好きですね。
いい意味で好きにできる土壌はあるなと思ってます。
ただ、その分自分と価値観の違う人と出会うことも多いので、衝撃を受けることもあったりします。
それがいい刺激の時もあれば、良くないときもあります。
そういう時にスッと距離を置きやすいのは分散SNSのいいところかなと思いますね。
おわりに
Mastodonサーバーを建ててからもう4年も経っているのかと思うと感慨深いですね……。
今後も緩く運営していきたいと思います。