車で5分の最寄りコンビニの思い出:ノベッセイ企画別冊

 

コンビニといえば、普通は居住地の徒歩五分圏内などに存在するものだろう。

ちょろっと、歩いて買い物に行こうかな?というときに便利な存在がコンビニのはずだ。

 

だが、我が郷土の島根には車で5分移動しなければならないコンビニが存在する。

 

果たしてそれは、コンビニといえるのだろうか?

それなら普通にスーパーマーケットなどでもいいんじゃないだろうか?

というか、何故そのような立地の環境でコンビニを出店したのだろうか?

私の疑問は尽きない。

 

ちなみに、車で5分のコンビニがあるのは県内でもまだ立地がいい。

最寄りのコンビニまで車で一時間という地域も存在する。そのため県外から来られた方々は島根の田舎指数に驚く。

まあ、見渡す限り田圃と川と山しかない地域も多く存在するからね。

島根には本物(の田舎)がある、という事だろうか。

 

 あと、島根にパソコンなんてあるわけないじゃん、とか言った奴。

パソコンくらいあるわ。なかったら今こうしてノベッセイかけてないわ。

 島根 = パソコン無い というイメージを創り出したデジモンの業は深い……。

 

さて、タイトルにもあるように「車で5分の最寄りコンビニ」についてダラダラと書き連ねていこうじゃないか。

 

まあ、思い出といってもあんまりいいものがあるわけではない。

 

まず第一に、そのコンビニまで移動する方法が車しかない。

徒歩ではとてもではないが歩いて行けない。それに、ドの付く田舎だ。ド田舎だ。

日の落ちるのは早い上に、熊や猿が闊歩する世界だ。

ふらっとコンビによろうという気持ちで出歩くとこは危険だ。

 

おまけに信号機なども少ないため、どう考えてもスピード違反で捕まるだろう運転をするドライバーもいる。

下手に徒歩で移動することは、わざわざ身を危険にさらす行為ともいえる。

 

さらに付け加えるならば、車での移動でしかコンビニまで行くことができないので僕の大好物の御酒をいただくことができない。

そのため少しでもコンビニに行く用事があるときは酒を我慢する他ないというのが実情だ。

そのため、そのコンビニ周辺で飲み会を開くときは必ず何人かはノンアルコールで済ます必要もある。

酒は人類の友を声高に主張する僕としては、かなり心苦しいものがある。

 

 

第二に、そこのコンビニ店員が知り合いばかりであり、買い物客もおおよそ知り合いという点だ。

そのため、誰が何をどれくらい買ったかが簡単にわかってしまう。そのうえ、それがいつの何か知れ渡っていたりする。

それがきっかけで、ゆっくりじっくりと一人飲みをしようと画策し、そのコンビニで酒を買ったとしても、だ。

いつの間にか数人での飲み会へとシフトチェンジすることになる。酒を買うにも一苦労というわけだ。

 

昔馴染みとワイワイ杯を傾けるのも楽しいものだが、時として一人でしっとりと酒を飲みたいときある。そういう時は、このコンビニを使わないように心掛けている。

どこぞのアニメのオープニング曲みたく「そっとしておいてくれ」となるときもあるのさ。

 

そして、コンビニなのに商品があまり並んでいる光景を見たことが無い。

かなり辺鄙なところにあるコンビニなので、商品の搬入回数も少ないのだろうか?

若しくは商品の搬入時間が出勤時間や退勤時間に重なるからだろうか?

正直なところ、原因が何なのかは僕にも分からない。

 

事実、僕が何かしら買いに行くとき弁当などの類がきれいに並んでいるところを見た回数は少ない。

仮にきれいに並んでいるときに遭遇しても、だ。その時は多くの人々であふれているので結局弁当を手に入れることはできなかったりする。

お昼時に目当ての弁当を買うことができなかったこともある。

 

まあ、基本的にコンビニでの用事といえば、数品のツマミか御酒を買うぐらいなので、そんなに問題になるわけでもないんだけどねー。

 

 今これを読んでいる方は、島根を未開の地か何かだとお思いになるのではないかと思う。

まあ、半分はそうかもしれないので否定はしないでおく。実際、インターネットの光回線とかない地域もあったと思うし……。

 

そんな半未開の地:島根から近隣の都市群(または県内の主要都市)へ移動するとどこもかしこもコンビニだらけだったりするのだから何とも言えない。

 

以前、東京ゲームショーに遊びに行ったときは、コンビニの店舗数に驚いたものだ。

ああ、これが本当に便利なコンビニなのだなぁと感慨深くなりもしたよ。

それまで、コンビニは車で移動するか徒歩で長い時間かけて移動しないとたどり着けないモノだったからねー。

 

 なんというか、我ながら支離滅裂な文になってしまったな。

まあ、コンビニのおかげで友達(御酒)とじっくり付き合えることもある。それはすごく助かってる。

だから、お願いですのでもう少しコンビニの数を増やすとかしてほしいというのが切実な願いかな?

物書きへ、Git管理のススメ

概要

今まで、ゲームリンクスではシナリオデータはGitで管理せず、手動でバックアップを取っていたりした。

で、「瑠璃の泪」制作からはシナリオデータもGit管理で行うようにしたんだけども

思いのほか、Git管理が良かったのでそれをオススメしていきたいと思う。

 

対象

PCでシナリオを書く人。

あとは、複数人でノベルゲームを制作するチームなど

 

Gitとは

Gitとは、元々はLinux開発のために開発されたバージョン管理システムのこと。

ソースコードの変更履歴などを把握することが容易なように作られており、ソフトウェア開発などで、よく使用されているバージョン管理システムでもある。

 

何故、物書きにGit?

小説などで変更箇所が多くなってくると、

 

「どこまで変更したのか?」

「前に書いてた内容の方がいいけど、戻せなくなった!」

「いつ、どう変更したんだっけ?」

 

といったことが分からなくなることがある。

 

そういったことを把握することがGitではできるのでオススメできるということ。

 

以下、具体的なメリット

①変更履歴が確認できる

③チーム制作での進捗把握

④もしもの時のバックアップ

 

①変更履歴が確認できる

いつ、だれが、どこを、どれだけ変更したのかが履歴を見ることで把握することが出来る。

そのため複数人でのシナリオ編集作業などでは大変重宝する。特にシナリオライターが複数人いる状況だと、開発能率はかなり良い。

まあ、ときたま変更箇所がかち合ってややこしい状況にもなるけど……

 

③チーム制作での進捗把握

バックアップ先のリモートリポジトリ(GitHub や Bitbucketなど)で変更した情報などが確認できるので、遠隔地で共同制作する場合などでも重宝する。

単独で使用しても変更履歴が把握できるメリットは大きいが、複数人での開発の場合特にその恩恵は大きい。

 

④もしもの時のバックアップ

先日の朝紀くんのPCみたく、「壊れた!」という場合でも問題なくリモートリポジトリからデータを復旧することが出来る。

そのため、安心して執筆に専念できる。

また、リモートリポジトリはネット上にあるので、出先のネットカフェなどでシナリオを書いたとしても、それをそのまま自宅のPCに取り込むことも可能。

 

以下、締め

まあ、ザクっとGit管理でのモノを書くことのメリットを述べてきたけど

PCを使ってシナリオや小説を書く人からするとかなり恩恵はあると思う。

 

 

OS破損のPCのデータ取り出し&Linuxで再利用した話

 

 

 ・概要

 

大分前に、朝紀くんが以前から使っていたPCがお釈迦になり、データのサルベージができないかという話をしていたんだよねー。

 

PC自体に電源は入るし、BIOSも生きてるみたいだったので 

「たぶん、USBかDVDドライブからOSをブートさせればデータは取れると思う」

と返答したっきり中々作業に取り掛かれていなかったんだよなー。

 

んで、そのお釈迦になったPCを先日預かってきたのでパパっとデータのサルベージをやってみた。

 これは、そんときの覚書。

 

・実際の状況

電源を入れると、起動はする。

その後、メーカーロゴ&Windowsのロゴが表示される。

そして、マウスのみが表示された真っ黒な画面になる。

BIOS画面の表示はされる。

セーフモードなどで起動しても同様に真っ暗な画面のまま。

 

たぶん、OSのアップデートがこけたか何かしたのだろうと思った。

もしくは誤ってレジストリでも弄っちゃったか

 

まあ、BIOSは生きてるみたいだったので、他なOSをUSBなりからブートさせてやればデータは救出できそう。

 

・実際に行った対処策

手持ちのUSBメモリにちょうど仮想環境用に持ってた lubuntu 17.10 を書き込んで、

ブートさせてデータをサルベージした。

あと、ついでに lubuntu 17.10 をインストールしてもっかい使えるようにした。

 

・以下、具体的な手順 

まず、OSのISOイメージをDLしてくる。OSをインストールして再利用することも考えていたので、lubuntu 17.10 をこちらからDLした。

lubuntu.me

 

で、DLしてる間にUSBに書き込むために Universal USB Installer をDLした。

これを使ってUSBにインストール用のデータを書き込む。

universal-usb-installer.en.softonic.com

 

で、DLした lubuntu 17.10 を Universal USB Installer でUSBに書き込む。

 

次に、PCのBIOS画面を開いて、ブートする領域の優先順位を変更して電源を切る。

 

出来上がった USBをPCに刺して起動。

 

あとは、OSをインストールせずにブートされた lubntu 17.10 でデータをサルベージするだけ。

 

データを取るだけ取ったら、次はOSのインストール。

 

これもそんなに迷うことなく、スイスイ進んだなぁ。

まあ、一か所詰まったというか手こずったけど。

 

OSのインストール中にPCのバッテリーが切れてしまい、不完全な状態でOSがインストールされてしまったみたい。

そのため再インストールしようとするもHDD絡みのエラーが発生してうまくいかない。

 

結局、HDDをターミナルで開いて sudo rm -r を繰り返してインストールされたデータを削除した。

もうちょい楽な方法があったんだとは思うけど……

 

で、HDDの中身を空にして再インストールした。

問題なくインストールされ、再び使えるようになった。

 

 

いわみくと!でいわみどんについて話してきた(Mastodon)

昨日、島根県西部で開催されている「いわみくと!」の定例会に参加した。

 

iwami-ict.doorkeeper.jp

 

で、ICTニュースという項目で先日建てた「いわみどん」の話をさせていただいた。

iwami-mastodon.herokuapp.com

 

実際に、デモとしてTootしたりしながら説明をさせていただいたねー。

説明の間に、何人か「いわみどん」に参加されていったのは、面白かったねー。

 

技術的な話よりも、どちらかといえば使い方の説明のほうが多かったかな?

 

で、技術的な部分は当ブログの記事を参照してくださいって逃げたねー。

 

gamelinks007.hatenablog.com

 

細かな話までしだすと、きりがなかったしねー。

 

まあ、今後も「いわみどん」を運営しながら

何か面白いことがあったら「いわみくと!」で話してもいいかもね

映画の色

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【注意書き】
本エッセイには、以下の映画のネタバレが載っています。
それを覚悟のうえで読んでもいいという方だけ、本エッセイを読んでいただければと思います。


・「ガメラ2 レギオン襲来」
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色―――

僕にとっての色と言えば、

見事な色合いのカクテルや琥珀色のウイスキー
何時も来ている黒のスーツに白のワイシャツ。
茶色の葉に巻かれたシガー。

そういうものを連想する。


恐らく、これを読んでいる人もそう思うだろうね。

でも、僕にとっての色の記憶。
それは常に映画と共にあったのではないかと思う。

様々な色を魅せてくれる映画。
僕は、そんな映画にのめり込んでいたのだろう。

今日は、そんな映画の色を書き連ねていこうと思う。
中でも映画好きになる原因となった映画について書くつもりだ。


生まれて初めて見た映画は、「ガメラ2 レギオン襲来」
子供時代に見るべき映画とは言えなかった。
おまけに地下鉄駅構内での事故のシーンなど恐ろしいシーンが多くてね。
怖がりながら一人で見ていたのをよく覚えている。


この映画では、赤と緑の色が僕の脳裏に深く刻み込まれている。


札幌、すすきの駅に出現した謎の巨大植物。
草体と呼称される、その植物は種子を射出することで繁殖をする存在だった。
そして、射出の余波で札幌市は焦土と化すことが分かる。

種子射出を阻止できない自衛隊
そこへ一筋の希望が差し込める。

ガメラだ。

ガメラが札幌市に現れ、射出寸前の種子を火球で破壊したんだ。
しかし、破壊された草体から小型の怪獣群が姿を現す。

さしものガメラも大群に襲われてはひとたまりもない。

その光景を見ていた自衛官がぼそりと呟いた。

「我が名はレギオン。我々は、大勢であるが故に」

ガメラを打倒したレギオンたちは、一転し変電所へと群れを移動させる。
その隙をつき、ガメラは逃げるように飛び去って行く。

その時に、ビルに緑色の液体が付着する。
それは、ガメラの血液だった。


このガメラの血液が緑色だとわかるシーンは印象的でね。
カメラが飛び去る様を見に行く登場人物たちにピントが合わさった後、緑の血液が窓を滴っていく。
子供時代、初めてみたときは恐ろしかった。

 

赤は、大規模な爆発の色だね。

仙台市に出現した草体を破壊しようと奮戦するガメラ
そして、それを阻止するマザーレギオン。

ガメラはマザーレギオンを倒し、草体を破壊したい。
しかし、避難に遅れた人たちを守りつつ戦う為にガメラは思うように戦えない。

避難民を乗せたヘリが飛び立つまで、ガメラはひたすらマザーレギオンの動きを抑え続ける。

ようやく飛び立ったヘリを見送るガメラ
しかし、次の瞬間マザーレギオンの攻撃により、地に伏してしまう。

ガメラが活動停止したと判断したマザーレギオンは地中深くに姿を消す。
マザーレギオンが去った後、ガメラも目を覚ます。

しかし、既に遅かった。
種子は発射体制に入っており、ガメラですらどうにもできない状態だった。

だが、ガメラはボロボロの体にもかかわらず、前へ前へと歩を進める。

ようやく種子の前に到着したガメラ
傷ついた体を奮い立たせ、草体を破壊しようとする。


が―――

その時が来てしまった。

ガメラは種子射出の余波をまともに受け、死亡してしまう……。
そして、仙台市は赤い炎に包まれる。

このシーンでの赤い炎はなんとも虚しい。
傷つきながらも、草体を横倒しにするガメラの行動は何だったのか……。
そして、マザーレギオンに対抗できる存在はもういない……。

そんな虚無感に包まれてしまう。


他にも書き綴っていきたいシーンはあるのだけれど、
あまり字数が多くなってしまうのもよろしくない。

それにこのまま語り続けると映画の全部を語り通してしまう。

だから、ここまでだ。

恐らく、この映画に出会っていなかったら
映画好きの僕は生まれてこなかっただろう。

この映画のおかげで、僕は映画を知れた。
今後も僕の色の記憶は、映画と共にあり続けるのだろう。

島根県石見地方特化マストドン:いわみどんを無料で作った話

先日、Heokuを使ってのMastodonインスタンス作成できるという記事を書いた。

gamelinks007.hatenablog.com

 

このときは、AWSアカウントなどを使っての画像やアイコン、ヘッダーの保存ができなかった。

保存できなかった原因としては、Heoku CLI コマンドやらMastodon内部の挙動で把握できていない部分があったため

(それと、個人的にAWSアカウントを作りたくなかった&渋々作ろうとしたら電話認証でコケたのも原因の一部)

 

で、その後も色々調べていると下記の記事を発見

qiita.com

 

どうやら、Google Cloud Storage を使ってMastodonにアップロードした画像データなどを保存できるそうな。

 

「よし、面白そうだ!実験的にインスタンス作ってみよう」

 

というわけで今回立ち上げたインスタンス:いわみどん

iwami-mastodon.herokuapp.com

 

 

以下、ざっくりとしたインスタンス:いわみどん立ち上げまでの流れ

1.まずHeokuにデプロイ

2.デプロイ実行中にGoogle Cloud Storage に登録し必要なアクセスキーなどを取得

3.デプロイ後、Heroku CLI を使って環境変数を設定する。

 

基本的には、1~3までの流れで基本的なMastodonの機能(TooTや画像のアップロード、アイコンやヘッダーの変更など)が使えるようになる。

 

 

より、詳細な流れとしては下記にある。

 

使用環境

 

1.Herokuにデプロイ

 

下記より「Deploy to Heroku」を押して、Herokuへのデプロイを行う

github.com

 

で、デプロイ欄の「App name」「LOCAL_DOMAIN」「LOCAL_HTTPS」「S3_ENABLED」を下記のように埋めていく

  • App name : iwami-mastodon
  • LOCAL_DOMAIN : iwami-mastodon.herokuapp.com
  • LOCAL_HTTPS : true
  • S3_ENABLED : false

LOCAL_HTTPS」を true にすることでHTTPS が有効になる。

あと、今回はGoogle Cloud Storage を使う予定なので「S3_ENABLED」 は false にしておく。

 

あとは、「Deploy app」 を押すことで自動的にMastodonインスタンスが立ち上がる。

 

とりあえず、Heroku ですることはここで一旦終了。

 

2.Google Cloud Storage に登録

 

こちらより Google Cloud Storage にアクセス

cloud.google.com

 

Googleアカウントを持っている場合であれば、アカウント名とパスワードを入力するだけ。ない場合は、アカウントを作る必要がある。

 

ログイン後、コンソール画面内にある「ストレージ」から「Storage」という項目をクリック。

「バケットを作成」というボタンがあるので、それをクリックして「iwami-mastodon」というバケットを作成する。このとき、「デフォルトのストレージクラス」は「Multi-Regional」にすること

 

バケットを作成した後は、画面左側にある設定をクリック。画面が切り替わった後、画面内に「相互運用性」という項目がある。

その中の「デフォルトプロジェクトにする」と「新しいキーを作成」をクリックする。

 

このとき、生成されたアクセスキーとシークレットアクセスキーは後で使うのでわかるようにしておくこと

 

これで、Google Cloud Storage での設定は終了

 

 

3.Gmailによるメール認証の前準備

 

いわみどんはGmailでのメール認証を使っており、その前準備としてGoogleアカウントで2段認証を行うように設定を変えておく。

 

Googleアカウントのアカウント情報内にある「ログインとセキュリティ」を選択。

その中にある2段認証プロセスを選択し、認証を行う。

 

その後、「ログインとセキュリティ」内の「アプリ パスワード」という項目を選択してパスワードを生成する。

このとき生成したパスワードは後で使うのでわかるようにしておくこと

 

これでメール認証の前準備は終了。

 

 

4.Heroku CLI を使って各種環境変数を設定。

 

Heroku CLI 自体のインストールに関してはこちらの記事を参考にしてください。

blog.w-hippo.com

 

インストール後、コマンドプロンプトを起動して以下のコマンドを入力

 

heroku config -a iwami-mastodon

 

すると、インスタンス環境変数一覧が表示される。

そこへ以下のコマンドを入力していく

 

 

以上、すべてのコマンドを入力すればMastodonの基本的な機能(メール認証や画像データの保存など)は使用可能になる。

 

・以下詰まったところ

Gmailでのメール認証は2段認証とアプリパスワードを使うことで比較的簡単に突破できたねー。

 

一番詰まったのがMastodonインスタンスから Google Cloud Storage に保存された画像データを参照するところだね。

 

 

github.com

 

この GitHubのIssue を参考にして下記のコマンドで解決できた。

 

heroku config:set S3_CLOUDFRONT_HOST=storage.googleapis.com/iwami-mastodon -a iwami-mastodon

 

 

とりあえず、安定して使えるようにはなったから良かった良かった。

あとは、のんびりインスタンス管理しながら色々試してみようかと思う。

 

 

 

以下、参考記事など

pyu666.hatenablog.jp

 

github.com

 

blog.okumin.com

 

qiita.com

 

Migrating from Amazon S3 to Google Cloud Storage  |  Cloud Storage Documentation  |  Google Cloud Platform

 

qiita.com

 

github.com

 

qiita.com

 

blog.w-hippo.com

Mastodon インスタンスをv1.6.1 → v2.0.0へとアップデートした

 

先日、Mastodonのメジャーアップデートがリリースされたとの聞き、ウチのインスタンスをアップデートした。

github.com

 

 

ちなみに、うちのインスタンスはこちら

gamelinks007.net

 

 

 

 

今回のリリースは、v2.0.0で大きな変更点としては以下の点。

 

・カスタム絵文字が利用可能に

・各種ショートカットキーによる快適なブラウズ

 

などなど

 

より詳細な変更点が知りたい方はこちらにて日本語に翻訳された変更点が参照できる。

Mastodon v2.0.0の翻訳 · GitHub

 

以下、アップデート方法

 

基本的には、さくらのナレッジにて公開されているアップデート方法に則って行う。

 

knowledge.sakura.ad.jp

 

なお、こちらの環境

OS : CentOS 7.3

Ruby : 2.4.1

Mastodon : v1.6.1

 

 

まず、Mastodon を実行しているアカウントへ切り替える

 

su - mastodon 

 

次に、Mastodonがインストールされているディレクトリまで移動

 

cd /home/mastodon/live

 

そして、以下のコマンドを入力し

 

git fetch
git stash
git tag

 

 

以下のコマンドで、最新のv2.0.0へと移行。

 

git checkout v1.6.1
git stash pop

 

一応、git branch にて現在のブランチを確認すると良いかも。

v2.0.0 と表示されたらOK

 

で、ここで一つ注意が必要。

Mastodonでは yarn というJavaScriptのパッケージマネージャを使っていて、これのバージョンが以前のものだとのちのちのプリコンパイルが上手くいかないことがある模様。

それとMastodonにて使用しているRubyのバージョンが2.4.2となっているのでこちらもアップデートしておく

 

そのため、ここで一旦 root へアカウントを移行

 

su - root

 

で、こちらの公式ガイドに乗っているコマンドを入力していく。

うちのインスタンスの場合、CentOSなので以下のようになる

 

sudo wget https://dl.yarnpkg.com/rpm/yarn.repo -O /etc/yum.repos.d/yarn.repo

curl --silent --location https://rpm.nodesource.com/setup_6.x | sudo bash -

sudo yum install yarn

 

これで最新の yarn がインストールされる。

次に、Rubyをアップデートする。

ウチの環境では rbenv を使っているので、以下のようにコマンドを入力する

 

cd /Users/Admin/.rbenv/plugins/ruby-build && git pull && cd -

 

これでRubyのアップデートは終了。

 

以上のことを終わらせたら、Mastodon を実行しているアカウントへ移行。

 

su - mastodon

 

で、あとは以下のコマンドを入力

 

gem install bundler
bundle install --deployment --without development test
yarn install
RAILS_ENV=production bundle exec rails db:migrate
RAILS_ENV=production bundle exec rake mastodon:maintenance:add_static_avatars
RAILS_ENV=production bundle exec rails assets:precompile
exit

 

exit した後、root で

 

systemctl restart mastodon*

 

インスタンスが再起動する。

 

 

追記:

 

今回、v2.0.0へアップデートする際にWebUIが正しく表示されないという現象が発生。

 

原因としては、yarn install をした後に yarn 自体をアップデートしたことが根っこにある模様。

 

そのため、記事中では yarn install 前に yarn のアップデートを挟んでいる。

 

 

参考資料:

github.com

 

Mastodon v2.0.0の翻訳 · GitHub

 

yarnpkg.com

 

knowledge.sakura.ad.jp

 

github.com